2022.08.18
子どもを中心に例年を上回る水準で感染性胃腸炎の感染が広まっているそうです(2022年8月18日 日本経済新聞)。
子どもたちの集団感染が各地で確認されている、その背景には今回の新型コロナウイルス対策で普及したアルコールへの「菌・ウイルス何でも有効」といった誤った認識の拡大が懸念されます。
感染性胃腸炎の主な原因はノロウイルスなどの「ノンエンベロープウイルス」です。
コロナウイルスのような「エンベロープウイルス」は比較的分解しやい性質なので、アルコールやせっけんでも十分に効果があります。
しかしながら、「ノンエンベロープウイルス」に対してはアルコールやせっけんは無力です。感染性胃腸炎対策としてせっけんを使った手洗いが推奨されているのは、せっけんを使って丁寧に手洗いをすることで手に付着したノロウイルスを洗い流すのが目的です。ノロウイルスは数十個で感染してしまうほど、とても強い感染力を持っています。せっけん自体にウイルスを破壊する力がない点に気をつけて丁寧に手洗いをしてください。
さて、ここでキエルキンの登場です。キエルキンの主成分である次亜塩素酸水(HOCl)は次亜塩素酸ナトリウム(NaOCl)よりもノロウイルスを分解するスピードが速く、また布などの色落ちしにくいのが特徴です。感染性胃腸炎に嘔吐はつきものです。キエルキンを正しく使って集団感染を防止してください。