2021.03.12
2021年3月2日付けで同センターが次亜塩素酸水を噴霧しないようにと注意喚起した文章がアップされています。https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/kinkyu/20210302.html
まず、超音波加湿器の霧を直接皮膚や目に触れてはいけないという発表ですが、次亜塩素酸水溶液普及促進会議が同センターに問い合わせたところ、事故事例も根拠となる危険性のエビデンスも説明がされていません。やめましょう、と発表するならば、合わせてその根拠を示すべきです。
そして、キエルキンの安全性に関しては下記の試験を行っています。
「発がんのリスクと生殖細胞に対する遺伝的障害を予測するための試験」
「吸入した場合に呼吸器や全臓器に毒性があるかどうかの試験(ラット)」
実際、キエルキンは発売後8年が経過し現在1,200園を超える幼稚園・保育園で採用されていますが、有害事象の報告はありません。
また、第116回日本外科学会定期学術集会(2016年4月14日~16日:大阪国際会議場)にて遠賀中間医師会おんが病院の末廣剛敏医師が集中治療室でキエルキンを空間噴霧した除菌効果について次のように発表されています。
患者や看護師が往来する通常業務中の集中治療室内でも1時間で平均33%の空間の菌を減らすことができ、院内感染防御にも非常に有用である。
この発表は、これまでの医療業界で常識とされてきた空間除菌は不可能、という考え方を覆すエビデンスです。また、数年にわたってキエルキンを教室で空間噴霧してきた幼稚園もインフルエンザの集団感染によるクラス閉鎖がなくなったと大変喜ばれてきました。
以上の安全性データや日本外科学会での発表、それにこれまでの使用実績と経験を根拠にキエルキンの効果とその安全性を発信しています。エビデンス(医学的根拠)に基づいて、冷静に判断していただきたく思います。